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衣料品回収サービスの仕組みを刷新
~SDGsと循環型社会の実現に向けた取り組みを本格化~
株式会社マックハウス(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:石野孝司、東証スタンダード:7603)は、2025年5月より、衣料品回収のリサイクルモデルの刷新を行い、新たにgf.D株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:服部 吉彦)との協業による衣料品回収プロジェクトを開始しました。サステナブルな流通への転換と企業価値向上を目指し、CO₂削減や資源循環に貢献する新たな仕組みを構築しています。
◆衣料品を「捨てずに循環」へ
不要となった衣類を店頭で回収し、寄付・再資源化まで一貫対応
全国のマックハウス店舗に設置された回収BOXに、不要となった衣類をお持ち込みいただくことで、お客様が気軽にリサイクル活動に参加できる仕組みを整備しました。
回収した衣類は、仕分け後に寄付・再資源化されるほか、廃棄処理に伴う環境負荷(焼却・CO₂排出)の削減にもつながります。衣類を最後まで活かす仕組みは、持続可能な社会に向けた具体的なアクションであり、当社のESG経営の一環として位置づけています。
▼衣類リサイクルの流れ

◆回収体制の見直しによる効果とSDGsへの貢献
今回のリサイクルモデルの刷新により、物流や回収オペレーションの効率化が図られ、コスト最適化と環境配慮の両立を実現しています。
あわせて、以下の国連「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献が期待されます。
▼本取り組みが貢献するSDGs目標

•目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
ポリエステル素材の再資源化により、地下資源への依存を減らし、クリーンエネルギー利用への意識を高めます。
•目標12「つくる責任 つかう責任」
製造から廃棄までのライフサイクルを見直し、再利用・再資源化による責任ある循環を促進します。
•目標13「気候変動に具体的な対策を」
衣類の焼却回避によりCO₂排出を抑制し、気候変動対策に貢献します。
◆「必要な人に、必要なモノを」― 循環型社会の実現を目指して
本プロジェクトは、地域のお客様とともに環境課題に取り組む仕組みです。
使わなくなった洋服を回収・仕分けし、状態に応じて寄付・再資源化を行います。とくにアジア地域では「USED IN JAPAN」の衣料品への需要が高く、「必要なモノを、必要としている人へ届ける」ことをモットーに、衣類の循環を推進しています。
また、「不要だから廃棄するのではなく、必要とする人・場所にまだ出会えていないだけ」という理念のもと、従来の焼却・廃棄からハートスワップへ一部寄付または、再利用への転換を目指します。これにより、ポリエステルなどの再資源化が進み、CO₂削減や地下資源の使用抑制といった環境負荷の軽減にもつながります。